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NPOフローレンスと、マーケッターと。

1月25日

極私的10年問題【3】

2004年1月25日
覚醒が止まらない。。。

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■覚醒


10年後について考えよう、と決めてから、
あらゆるヒントがガンガン降ってくる。
フォーカスが当たると、すごいスピードで覚醒する。

これらのヒントをきちんと収束させるために、
スタート地点を固めておきたい。
まずは、きっかけになった事柄を整理しておこうと思った。


●衝撃体験
去年11月のプロジェクトで、子育てと育児の両立の壮絶さを目の当たりにした。
とてつもなく衝撃的で、いまのワークスタイルのままではムリだと思った。
※詳しくはこちら↓(12/8■続マドレ)
http://plaza.rakuten.co.jp/trinity30/diaryold/20031208/


●環境の変化
独立のきっかけは、お師匠&お師匠2との出会いにある。
3人でチームを組んでプロジェクトを推進することが多かったのだけど、
お師匠2が出世した(メデタイ!)ことにより、現場の仕事が減った。
したがって、3人でチームを組む機会が減った。
お師匠たちとのプロジェクト以外に、
自分が強烈に駆り立てられるものは、あまりない。


●折返し地点
最初の就職先に4年、次の会社に1年、独立して4年。
ちょうどいい節目なんじゃないかと、思っている。


●相方
女性のライフステージは、結婚、妊娠、出産、育児と密接に関わっている。
どれも自分ひとりでは出来ないものばかり(笑)なので、
相手の考え方や生き方と、どうバランスしていくのか、
という視点を抜きに考えることは出来ない。
で、まだなにも決まっちゃいないけど(笑)、
たぶん、日向くんと一緒に生きていくんだろうなあ、、、と感じるので、
具体的なイメージがしやすい、ということ。


●“母の現場”に遭遇す
そんなとき、マドレボニータ・プロジェクトに出逢った。
そして、いま独身女性(わたしを含めて)が持っている、
妊娠、出産、育児についてのイメージが、強烈に遅れていることに気付く。
※マドレボニータ・プロジェクト 吉岡マコさん
http://plaza.rakuten.co.jp/madrebonita/


●マジョリティー<マイノリティー
マスメディアとか、マスプロダクトといった価値観に飽きている。
もうずっと前から。
カスタマイズというキーワードが気になっている。


●従来型の広告の未来?
一人称の広告よりも、三人称のクチコミとか、パブリシティーの方が、
ある種のパワーを持つことが実証されている。
メディアの多様化と言ってしまうと陳腐だけれど、明らかに広告の在り様は変化している。


●矛盾の解決に突破口?
マスよりカスタマイズとか、
マスメディアより第三者ボイスとか、言いながらも、
ビジネスとして成立するためは、多くの人に喜ばれる必要がある。
当たり前だ。笑
この矛盾が突破できずにいる。

多種&少量生産で損益分岐点を越える、とか、
経済的な自由と時間的な自由の両立、とか、

そういった一見矛盾に見えることを解決したい、のだ。
それが次代の大きなコンセプトなんだろうと思うから。
ヒントはすでに、すでにあるはずだから、
感性を研ぎ澄まして、ヒントを見つけ、シナリオを編むべし、なのだ。


●新鮮な言葉
今年は、仕事強化年間にしようと思い、
年明けから久々に、いろんな人を訪ねて回っている。
広告関係はもちろん、建築関係、印刷関係、女性ポータルサイトの役員さん、
などなど、いろんな業界の一線で働く方の生の声は、ビビットでおもしろい。

そして、強烈だが愛ある言葉に出会う。

トリニティーみたいに、企画だけで食べてる人って、
昔(バブル時代)はたくさんいたけど、今はほとんどいないよね。
これからどうなっていくんだろうね?
、、、と。笑

新鮮だった。

自分のなかの実感としては、充分に需要がある。
いまは、女性の視点を欠いたクルマは、売れない。
住宅もそうである。
仕事に忙しいお父さんに代わって、お母さんが主導権を握らざるを得ない、
というのが現状だ。だから、女性の視点は欠かせない。
ましてや、化粧品や、下着など、女性の視点無くして開発できない。
   ※先日、男性だけでつくられた女性用下着が発表されたけど。笑
    これもおもろいと思った。
    いまのアウターの流行に押されて、女性ニーズのインナーは、
    機能重視になっている傾向があるから。
    いま、女性視点でメルヘン♪な下着を作っているのは、ピーチジョンだけである。笑
 
で、話戻して、
愛ある一撃も、たしかに一理あるなあ、、、と思った。

この一言が、最後にわたしの背中を押したのだと思う。
ありがとうMさん♪


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■メモ


そして、覚醒が始まってから、いろんなことを思いつく。
まだ卵にもなっていないただのアイディアフラッシュだけれど、
もったいないので、記録しておく。

とはいえ、、、
独身女の妄想です。
そんなのありえないよ、、、という先輩ママさんたちのお言葉、
または、もうすでにそんなことは当たり前だ、的なことなど、
もしあったら、どんどん突っ込み入れてくださいm(_ _)m...
ありがたく、お受けいたしたく、平にお願い申し上げますm(_ _)m


●行政サービスで家を選ぶ!

まさに、いまの自分がそうなのだけど、
次の家を見つける際に、たぶん、そこで出産することになると思うのだ。
だから、育児のしやすい環境、のところに引越したい。
保育園の数、待機児童の数など、子育てにまつわる各地の特徴
というものがあるはずだけど、わたしにはまったく分からない。

実際、子供を育てるダンになって、その現実に気付くのだろうが、
多くの先輩ワーキングママたちが、待機児童問題に悩まされている
現実を見て来たわたしは、最初から保育園探しに苦労すると分かっている
街には行きたくない。
でも、それがどこなのか、分からない。

だから、そういった視点で、物件探しをサポートしてくれる不動産屋さん、
があってもいいと、思うのだ。


●託児サービスのある結婚式場、もしくは、
 託児サービスをパッケージできる、ブライダル・プロデュース会社。

子供が小さいと、披露宴に招待されてもなかなか行けない。
でも、子供が小さいその時期こそ、友人の結婚式があるものなのだ。

安心して子供を預けることが出来る結婚式場があったら
いいんじゃないかと思うのだけど、これは独身女の妄想か?
母のメンタリティーとしては、
友人の結婚式より、授乳の心配や、
あるいは崩れた体型で友人に会いたくない、、、のだろうか・・・?
これは、マドレボニータのセミナーに行っていただこう!笑

あとは、二次会問題もある。
二次会にも行きたい、という積極ママのためには、
ブライダル・プロデュース会社が託児サービスをパッケージ化したプランを用意する、という可能性がある。
まあ、、、
丸1日子供と離れる、というのは、あり得ないニーズなのかもしれんが、、、
子供の年齢によっては、もう授乳しなくていいから酒が飲める、とか、、、
可能性はあるのかもしれない。


●ウエディング・プロデュース会社の次は、
 出産&育児プロデュース会社なのでは?

ジミ婚ブームは、オリジナルウエディングというトレンドを生んだ。
そして、ウエディング・プロデュース会社、なるものが誕生した。
そして、乱立し、この業界はすでに淘汰のフェイズに入っている。

そして、次は、出産プロデュースなのではないか?
すでに、それに近い活動をされている大先輩がいる。
まだ、黎明期だけれど、
これから、大ブレイクする産業のような気がする。

実は、これは絶対にそうだと思っている。


●独身女性の、独身女性による、独身女性のための、
 妊娠&出産、まめ知識、というメルマガの発行。

 →情報提供型コンテンツ
   商品紹介、セミナー紹介、本の紹介、病院紹介
 →インタビュー形式コンテンツ
  さまざまな女性たち(一般)の人生の選択をインタビューする。
  妊娠、出産、産後、育児、といった分野ですでに活躍されている
  プロを訪ねてインタビューする。

これは、趣味的に始めてみようと思っている。
自分自身の勉強を兼ねて。

end---


※参考掲載※

2003年12月8日
マドレ続編

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■壮絶


11月に大プレゼンがあった。
その間、小さなお子さんを育てながら仕事をする、
ということの【リアリティー】を目の当たりにした。
男性、女性を問わず、である。
それは、あまりにも壮絶な現実だった。

そして、少なくとも私はショックを受けた。

これと同じことを自分にやり切れるかだろうか、、、
いやその前に、、、
この現実はアリなのか、、、

この衝撃があったから、
私はこのセミナーに申し込んだような気がする。


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■とある現実-1


そのプロジェクトは、
3歳くらいのお子さまがいるふたりが一緒だった。
偶然にも、ご夫婦ともにマスコミ関係にお勤めで、
ひとりは、男性、
ひとりは、女性である。

プロジェクトメンバーはみんな忙しい。
全員のスケジュールが合うのは、
20時をまわった時間、ということも珍しくないし、
プレゼン前一週間の連日の深夜作業は避けられない。

例えば女性メンバーは、、、

子供を迎えに行くためには、
19時には会社を出なければいけないのだが、
20時以降しか会議時間の調整が出来ないと、
まずは、だんな様と相談し、
NGなら、ご実家にお願いし、
NGなら、ベビーシッターさんの手配をする。
それでもだめなら、、、

こんなシーンを何度も目の当たりにした。
会議室で、スケジュール調整をしている最中に繰り広げられるシーンだからだ。
私たちに対しても、
電話の向こうの誰かに対しても、
とても申し訳なさそうな表情を伴う彼女の手配っぷりは、
ちょっと先の未来を思うと、他人事とは思えなかった。

身につまされる思いがした。


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■とある現実-2


彼女は言う、、、
   だんなもいまプレゼンを5本も抱えてて、、、、
それは大変だ;;;
まじで。笑

そして、これが現実なのかと思い知らされる。
出産後、職場復帰するものの、結局辞めていく人は多い。

こんな環境で仕事を続けることは、
相当に大変なことだろうし、
かといって、仕事をやめると決意するのも、
同様に勇気のいることだろうと思う。

こちらのご夫婦は、
うまく協力しあっているように思えたのだが、
それでも、とんでもなくタイヘンな現実に思えた。


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■とある現実-3


もうひとりの男性メンバーの話。
会議中に奥様からの電話が鳴ることもある。

ある日、、、
電話の向こうの奥様はとても慌てていて、
   今日中に片付けなければいけない仕事をひとつ忘れていた。
   だから、子供ふたりをお願いね。。。
と言っているらしい。
だんな様が今日も朝までなの?と聞くと、そうでもないとの返事。
しかし、だんな本人も会議が終わるのは、夜中近いのだ。。。

前述の女性が言う。

ご事情お察しします。
基本的には自分が毎日お迎えに行くので、
たまに任せられる日は、
たっぷり仕事を片付けてしまわないと終わらない。
徹夜にもなりますよね。。。

そして、次の瞬間には母親の顔になり、

さて、、、瀬戸際だわ。。。
あと一時間で終われば子供に会える。
過ぎてしまったらもう寝ちゃうから、今日は会えない。
さっき電話したら泣いててね。。。
早く帰ってあげたいんだけど。。。

本当に、身につまされる思いがした。
そして、私にとってひとつのエポックになった。


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■未来


現在未婚子無し/将来は子持ち希望の私にとって、
この現実はあまりにも壮絶で、
いまから自分なりの考えを持っておかなければ、
とても対処できそうもない、、、と思った。

いまはまだよく分からないけれど、、、

さまざまな先輩たちの姿に触れ、
パートナーとコミュニケートして、
何年後かにうまくやってければ、それでいい。

end---

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